台風シーズン到来!備えは十分ですか?
例年、8月ころから台風の発生件数が増加し、本格的な台風の季節となります。
秋にやってくる台風は被害が大きくなるとされていますので、十分な備えが必要です。
そもそも台風とは、熱帯の海上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、最大風速が17.2m/s以上のものを指します。
この数値は、風に向かって歩くことができず、転倒することもあるくらいの風速です。
皆さんは、台風には特に強い部分があることをご存じですか?
それは、台風の右側にあたる部分です。
台風の右側は、台風自身の回転と、進行方向が同じ向きになるため、雨風ともに強くなる傾向があります。
特に、9月から10月は台風の温暖気流が秋雨前線に流れ込み、大雨になることがあるため、注意が必要です。
昨年10月に発生した台風19号では、多くの地点で観測史上最大の大雨となり、1都12県に大雨特別警報が発令されました。
東日本を中心に広い範囲で河川の氾濫が発生したほか、土砂災害や浸水害が発生しています。
静岡県では約13メートルもの高波を観測しました。
これは、ビルの5階ほどの高さです。
この台風により、鉄道や航空機が運休するなど、多くの人が影響を受けたことは記憶に新しいかと思います。
この機会に、しっかりと対策をとりましょう。
・増水した河川や沿岸部に近付かない(水と陸地の境目が分からず、足を取られます)
・避難場所と経路のチェック(一度は歩いて確認しましょう)
・災害備蓄の点検(水は多めに。消費期限は大丈夫ですか?
・家の周りの清掃(落ち葉やゴミで排水溝が詰まると、冠水の原因に)
関連サイト
【危険区域に関するサイト】
ハザードポータルサイト(
【警報・避難所に関するサイト】
広島県防災Web(
広島市防災ポータル(
【災害対策に関するサイト】
Youtube広島県警察公式チャンネル(→土のうの作り方を紹介した動画です。