【南警ファックス】
『南区犯罪・防犯情報メール配信926』を以下の原稿の通り、
6月7日に配信いたします。
1 南警察署管内の事件
犯罪認知状況≪令和元年5月27日(月)～令和元年6月2日(日)までの間≫
刑法犯認知総件数16件(暫定値)
〇オートバイ盗 1件(真金町1丁目)
〇自転車盗 4件(中村町4丁目、高根町3丁目、永田東2丁目、大岡5丁目)
〇部品ねらい 1件(井土ケ谷下町)
〇車上ねらい 1件(弘明寺町)
〇万引き 1件(前里町3丁目)
〇出店荒らし 1件(蒔田町)
〇振り込め詐欺 1件(永田北2丁目)
〇その他の刑法犯 6件 その他の窃盗(2件)、暴行(2件)、器物損壊(2
件)
2 令和元年の振り込め詐欺発生状況 2019年6月4日現在
振り込め詐欺 28件 被害金額総額 59、700、000円(未遂を含
む)
(内訳)
オレオレ詐欺 24件 被害金額約 28、100、000円
架空請求詐欺 2件 被害金額約 27、100、000円
融資保証詐欺 0件 被害金額約 0円
還付金詐欺 2件 被害金額約 4、500、000円
※10万円以下を四捨五入しています。
3 振り込め詐欺事件の発生について
オレオレ詐欺(長男騙り)
令和元年5月下旬頃、被害者宅の固定電話に長男の名前を騙る男(犯人A)から
「○○だけど、携帯電話と大事な書類の入ったカバンをなくした。遺失物センターの
人から連絡があるかもしれないから家に居て。」等と電話がありました。
被害者が連絡を待っていたところ、駅の遺失物センター職員を騙る男(犯人B)
から「○○さんのカバンが届きました。お父様ですか。本人の確認のために住所、氏
名、生年月日、携帯電話番号を教えて下さい。」等と電話があり、被害者が答えると
男(犯人B)は、「確認が取れました。」等と言って電話を切りました。
男(犯人B)との電話を終えると、まもなくして再度、長男を騙る男(犯人A)
から「カバンは見つかったんだけどカバンの中には、契約に必要な書類が入ってい
て、現金が必要になったのでお金を用意して欲しい。」旨の電話があり、話の内容を
信じた被害者は、現金を用意した上で、犯人に指示された駅の近くで、長男の部下を
装う男(犯人C)に現金を手渡してしまい、オレオレ詐欺の被害に遭ってしまいまし
た。
※犯人は、親心や優しさの隙を利用して犯行に及んでいます。
息子さん、お孫さんから困っているといった内容の電話があったら、まずはもとも
と知っている息子さん、お孫さんの電話番号にかけ直して、詐欺の犯人か本当の親族
かを見破りましょう。
<詐欺撲滅の2本柱>
1 こんな言葉を電話で聞いたら詐欺だ!
「急にお金が必要!用意して!」
「キャッシュカードを預かります。」
「ATMで医療費を還付します。」
2 留守番電話設定のお願い!
「犯人は留守番電話を嫌います。」「常に留守番電話設定を!」
「留守番電話が作動する前に取らないで!」
「迷惑電話防止機能付き機器の購入を!」