降ひょうによる農作物被害への技術対策について
飯田市農業課から農家の皆さんに「降ひょうによる農作物被害への技術対策について」お知らせします。
7月23日から24日にかけて、飯田市内の広い範囲で降ひょうが確認されました。
つきましては、以下の点を参考にしていただき、降ひょうによる被害への対策について、改めてお願いします。
◎果樹
(1) 共通
ア 防除を行う際は、農薬の使用基準(収穫前使用日数など)や同系列剤の総使用回数に留意する。
イ 樹体回復のための葉面散布は行わない。
(2) なし、もも
ア 果実の打撲の程度を良く見極め、打撲の程度が果実表面の軽微な果実は、収穫果扱いとする。果肉に達する裂傷を受けた果実は腐敗につながるので摘除する。
イ 収穫直前で障害を受けた果実は、損傷程度を見極めながら、加工対応に努める。販売については関係機関で合意形成し、最善の出荷に留意する。
ウ 定期防除が間近の場合は、防除を早める。定期防除が済んでいる場合は、次回の防除を早めて実施する。収穫期が近い品種に対しては、農薬使用基準(収穫前使用日数など)に十分注意する。
以上、飯田市農業課から「降ひょうによる農作物被害への技術対策について」お知らせしました。
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