【富山中央警察署・特殊詐欺情報】飲食店に対するワイン仕入名目の特殊詐欺に 注意!
6月24日から25日にかけて、富山市内の複数の飲食店に架空のコース料理の予約や高級ワインの仕入名目でお金を要求される事案があり、注意喚起を実施したところですが、7月12日(土)も、富山市内の複数の飲食店に同様の手口と思われる電話がありました。
そのうちの1事例について紹介しますので、再度注意喚起をお願いします。
富山市内の創作料理店に、「フカイ」を名乗る者から電話があり、「7月14日(月)の予約をしたい」と切り出され、さらに、1999年製のワイン2本と酒屋を指定し、その酒屋の携帯電話番号を教えられました。
酒屋に電話したところ、LINEに誘導されましたが、相談者は詐欺を看破していたので、LINEでのやりとりをせず被害には遭いませんでした。
この後、相談者の看破したとおり、相手(予約者)は予約時間になっても飲食店に現れませんでした。
この手口のポイントは、飲食店の予約、入手困難な高級ワインの注文、予約者から酒販店の紹介があることです。
◇飲食店関係者の方へ
予約者とLINEや電話でやり取りし、仕入先の紹介や高額な仕入れ要求があった場合は、実在する会社か調べるとともに、お金の振込先名義が個人の場合や紹介された会社と一致しない場合は、詐欺等を疑い、警察に相談して下さい。
◇酒販店関係者の方へ
この事案のように、飲食店関係者から「〇〇という高級ワインの取扱いはないか。お客さんから用意するよう言われている」などと連絡があった際には、注意喚起をお願いします。
【お願い】
・富山県警察公式アプリ『とやまポリス』の運用を開始しましたので、皆さんの安全で安心な暮らしのサポートにご活用ください。アプリの詳細は、県警察ホームページでご覧ください。
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※ この事例は特異なものであるため、富山県内の全警察署に配信しています。
富山中央警察署