A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が警報基準値を超えました!
船橋市では2025年第27週(6月30日~7月6日)の定点当たり報告数が『8.22』となり、警報基準値である『8』を超えました。
2025年第26週(6月23日~6月29日)の定点当たり報告数が『8』で警報基準値に達し、2週連続で増加しました。
≪どんな病気?≫
●A群レンサ球菌による上気道の感染症です。
●小児がもっとも頻繁にかかる感染症です。大人もかかるため、家族内で感染することもあります。
≪潜伏期間≫
●2から4日です。
≪症状≫
●38~40℃の発熱が1~3日続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、苺状の舌などがみられます。
●熱は、3~5日以内にさがり、1週間以内に症状は改善します。
●まれに全身に発赤が拡がる「猩紅熱」に移行する場合があります。
≪感染経路≫
●飛沫感染、または接触感染
≪治療・予防≫
●特別な治療法はなく、症状に応じた治療となります。発症時は、抗菌薬での治療となります。
現在のところワクチンはありません。
●症状が改善しても、主治医に指示された期間、薬を飲むことが大切です。
!!主な感染対策は、基本的な感染対策である手洗い、マスクの着用(咳エチケット)になります。
そのほかの感染症情報については、以下のページをご覧ください。
<この記事についてのお問い合わせ>
船橋市保健所健康危機対策課 衛生試験所
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