地方気象情報
平成28年02月21日10時15分
札幌管区気象台発表
太平洋側東部の暴風雪と大雪は峠を越えましたが、日本海側の陸上では22日未明から朝にかけて、西の風が雪を伴い強く、暴風雪となるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒してください。
<気象概況>
発達中の低気圧が根室の東海上にあって、北東へ進んでいます。低気圧は
22日にかけて千島の東へ進みさらに発達するため、北海道付近は22日に
かけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。
<防災事項>
日本海側の陸上では、22日未明から朝にかけて西の風が雪を伴い強く、
暴風雪となるおそれがあります。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警
戒してください。
また、北海道地方では、22日にかけて、ふぶきや吹きだまり、大雪によ
る交通障害、なだれ、湿り雪による電線着雪、落雷や突風、強風や高波、高
潮による低い土地の浸水に注意が必要です。
なお、オホーツク海や宗谷海峡、根室海峡では流氷の動きに注意してくだ
さい。
<風の予想>
22日の最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 西の風
海上18メートル(30メートル)
陸上16メートル(30メートル)
<雪の予想>
21日9時から22日9時までの降雪量
日本海側とオホーツク海側 40センチ
<風の実況>(アメダスによる速報値 単位:メートル)
21日0時から9時までの最大風速
根室地方 根室市納沙布 東北東 18.5 (04時39分)
21日0時から9時までの最大瞬間風速
根室地方 根室市納沙布 東北東 23.7 (05時00分)
<雪の実況>(アメダスによる速報値)
20日17時から21日9時までの降雪量
十勝地方 帯広空港 45センチ
芽室 39センチ
根室地方 中標津町桜ケ丘 32センチ
羅臼 31センチ
引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。
次の「北海道地方気象情報」は、21日16時頃に発表する予定です。