北海道防災情報メール

地方気象情報
平成28年02月20日05時04分
札幌管区気象台発表

太平洋側東部では、21日未明から朝にかけて東または北東の風が雪を伴い非常に強く、海はしけるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害に警戒してください。

<気象概況>
東シナ海の低気圧が、20日は急速に発達しながら、本州南岸を北東に進
み、21日朝には千島近海に達する見込みです。北海道付近は、21日にか
けて気圧の傾きが急となるでしょう。

<防災事項>
太平洋側東部では、低気圧の接近により、21日未明から朝にかけて東ま
たは北東の風が雪を伴い非常に強く、海はしけるでしょう。猛ふぶきや吹き
だまり、大雪による交通障害に警戒してください。
また、太平洋側東部では高波、なだれ、湿り雪による電線着雪に、高潮に
よる低い土地の浸水にも注意が必要です。

なお、オホーツク海や宗谷海峡、根室海峡では流氷の動きが激しくなるた
め注意してください。

<風の予想>
21日の最大風速(最大瞬間風速)
太平洋側東部 海上23メートル(35メートル)
陸上18メートル(30メートル)

<雪の予想>
20日6時から21日6時までの降雪量
太平洋側東部 50センチ

今後、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。

次の「北海道地方気象情報」は、20日16時頃に発表する予定です。