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台風第14号による農作物被害に対する応急技術対策について
農家の皆さんに「台風第14号による農作物被害に対する応急技術対策」についてお知らせします。
台風第14号の強風、降雨により農作物に被害が発生しています。
つきましては被害を最小限にするため以下の内容をご確認ください。

1 果樹
(1)葉や果実が風雨にもまれ損傷している場合があるので、定期防除に準じて防除するか、特別散布を行う。
(2)樹体が倒伏した場合
ア 倒伏して根が露出した樹は、断根しないよう注意しながら早期に立て直す。
イ 断根程度が軽い場合は、果実生産を優先する。果実の着果が多く立て直しが困難な場合は、根を土で覆うなど応急措置を行い、本格的な復旧は後日もしくは休眠期に行う。
ウ 断根程度がひどい場合は、着果量を減らし樹体維持を優先する。また乾燥が続く場合はかん水を行う。
エ 枝の損傷部には農薬登録のある塗布剤を塗布し保護する。
オ 地際から完全に折れている樹は改植を行う。
(3)棚や施設が損傷した場合(ぶどう、りんご等)
ア ぶどう棚が倒伏した場合は、できる範囲で棚面を持ち上げ仮復旧し、収穫まで維持する。
イ りんごわい化栽培ではトレリスの傾きやゆるみは、できる範囲で復旧するか、それ以上傾いたりゆるんだりしないよう対応する。本格的な復旧は収穫後に実施する。
(4)損傷した果実の扱い
損傷した果実や樹上に残っても損傷している果実は、集荷先と十分協議して、今後の取扱い方針を決める。

また今回の台風被害にあわれた農家の方は飯田市農業課まで被害の状況をご連絡ください。

以上、飯田市農業課から「台風第14号による農作物被害に対する応急技術対策」についてお知らせしました。

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