北海道防災情報メール

地方気象情報
平成28年02月12日16時08分
札幌管区気象台発表

北海道地方は13日から14日にかけて、気温が5月上旬並みに上がるため、雪解けによる低い土地の浸水やなだれに注意してください。また、オホーツク海側や太平洋側東部では14日は大雪となるおそれがあります。

<気象概況>
北海道地方は、13日はオホーツク海を東に進む低気圧に向かって5月上
旬並みの暖気が入るでしょう。14日は日本海から近づく別の低気圧が発達
しながら北海道付近を通過する見込みです。その後は冬型の気圧配置となる
でしょう。

<防災事項>
北海道地方では、13日から14日にかけて、5月上旬並みに気温が上が
り雨も降るため雪解けが進むでしょう。雪解けによる低い土地の浸水や、積
雪の多い傾斜地でのなだれに注意してください。
14日は発達する低気圧の接近により、日本海側南部や太平洋側西部では
大雨となるため、土砂災害や河川の増水のおそれがあります。また、風も強
まり暴風となるおそれもあります。
一方、オホーツク海側や太平洋側東部では、14日は湿り雪による大雪と
なるおそれがあります。大雪による交通障害に警戒してください。
また、日本海側では、14日は猛ふぶきとなるおそれがありますので、吹
きだまりによる交通障害にも警戒してください。

なお、オホーツク海や宗谷海峡、根室海峡では流氷の動きに注意してくだ
さい。

今後、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。
この情報は、「融雪となだれに関する北海道地方気象情報 第1号」を引
き継ぐものです。

次の「北海道地方気象情報」は、13日5時頃に発表する予定です。