「コロナとの共生を目指して」市長メッセージ
本市では、2020年4月上旬の市内高齢者施設におけるクラスター発生から新型コロナウイルスとの闘いが始まりました。あれから2年が経過しましたが、オミクロン株による感染拡大は桁違いの陽性者を出し、現在でも収まる気配は全くありません。
この間、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また、治療を受けられている方、後遺症で苦しめられている方々にお見舞い申し上げます。
群馬県知事は、県内の新型コロナウイルス感染症に係る病床使用率は緩やかに低下している状況にあるものの、依然、新規陽性者は高止まりの傾向にあるため、4月23日(土)から5月13日(金)まで警戒レベルを「2」のまま継続する方針としました。これを受け、本市でも警戒レベル「2」を継続いたします。
大型連休を目前に感染拡大が心配されますが、これまでの外出自粛や社会活動の制約を受け、ご高齢の方々や子どもたちの心と体の健康も心配です。また、地域の活動も制限され伝統文化の継承や文化芸術活動の継続も困難となっております。コロナによる身体へのダメージ、コロナへのワクチン接種の効果や基本的な感染防止対策の有効性など、多くの知見が得られた今、「コロナとの共生」という考え方で、日常生活を取り戻し、社会活動を再開して経済を回復させる時に来たのではないでしょうか。
区長会の皆様に町内行事(お祭り等)について、再開を前提に取組まれることをお願いしました。活動を実施する場合の簡易なチェックリストも作成しました。子どもたちを含め、市民の皆様には地域の活動に参加をしていただきたいと思いますし、学校における部活動や修学旅行も前向きにご検討いただきたいと思います。「コロナとの共生」は、決して感染防止対策を緩めることではありません。ワクチン接種を更に進め、マスクの着用、手指消毒、3密の回避等の基本的な感染防止対策を適切に行いながら活動を再開していくということだと考えております。
伊勢崎市は「コロナとの共生」に舵を切ってまいります。コロナとの闘いが終わるまで、市民の皆様の更なるご協力をお願い申し上げます。
令和4年4月27日
伊勢崎市長 臂 泰 雄
新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(伊勢崎市役所ホームページ)
