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北海道防災情報メール

地方気象情報
平成28年01月19日16時10分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、引き続き20日にかけて見通しのきかない猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風や高波、高潮による低い土地の浸水に警戒してください。

<気象概況>
発達した低気圧が19日15時には根室の東海上にあって、19日夜に北
海道に最も接近した後ゆっくりと東へ進み、20日にかけて千島近海で停滞
する見込みです。

<防災事項>
北海道地方では、引き続き20日にかけて、北東のち北の風が雪を伴い非
常に強く、海は大しけとなる見込みです。見通しのきかない猛ふぶきや吹き
だまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
現在大雪のピークとなっており、引き続き20日昼過ぎにかけてオホーツ
ク海側や太平洋側東部では、大雪により車の運転が困難になるなどの交通障
害に警戒してください。なお、オホーツク海側と日本海側では、その後21
日にかけて雪が降り続き、さらに降雪量が多くなる見込みです。

太平洋側東部では、19日昼前の満潮時刻を過ぎ潮位が下がってきていま
すが、引き続き20日にかけて高潮に注意が必要で、20日朝から昼過ぎに
かけては再び高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。

なお、オホーツク海では、流氷の動きが激しくなりますので注意してくだ
さい。

<風の予想>19日夕方から20日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 北東のち北の風
海上25メートル(35メートル) 陸上20メートル(35メートル)
その後、21日にかけて風の強い状態が続く見込みです。

<波の予想>19日夕方から20日にかけての波の高さ
太平洋側東部 8メートル うねりを伴う
オホーツク海側 8メートル
日本海側北部 7メートル
太平洋側西部 6メートル うねりを伴う
日本海側南部 6メートル
その後、オホーツク海側と太平洋側東部では、21日にかけて海は大しけの
状態が続く見込みです。

<潮位の予想>
20日の最高潮位
太平洋側東部 標高1.4メートル ピークは20日昼前

<雪の予想>
19日18時から20日18時までの降雪量
オホーツク海側 80センチ
太平洋側東部 60センチ
日本海側 50センチ
その後21日にかけて、オホーツク海側と日本海側を中心に降雪が続くため
、さらに降雪量が多くなるおそれがあります。

<風の実況>アメダスによる速報値(単位:メートル)
18日9時から19日15時までの最大風速
日高地方 えりも岬 北東 35.9(19日 1時54分)
宗谷地方 稚内市宗谷岬 東北東 24.5(19日 5時42分)
根室地方 根室市納沙布 東北東 22.7(19日 5時13分)
18日9時から19日15時までの最大瞬間風速
日高地方 えりも岬 北東 45.1(19日 1時48分)
根室地方 根室市弥栄町 北東 33.3(19日11時54分)
渡島地方 松前 東 31.8(18日19時36分)
宗谷地方 稚内市宗谷岬 東 31.7(19日 6時46分)

<雪の実況>アメダスによる速報値
18日9時から19日15時までの降雪量
日高地方 えりも町目黒 67センチ
北見地方 北見市留辺蘂町 61センチ
十勝地方 帯広空港 57センチ
網走地方 斜里町宇登呂 54センチ
釧路地方 弟子屈町川湯 47センチ

引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。

次の「北海道地方気象情報」は、20日5時頃に発表する予定です。

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