地方気象情報
平成28年01月17日16時04分
札幌管区気象台発表
北海道地方は18日昼過ぎから20日にかけて、東よりの風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪により車の運転が困難になるなどの交通障害、暴風、高波に警戒してください。
<気象概況>
低気圧が急速に発達しながら18日夜には三陸沖へ進み、19日にはさら
に発達して釧路沖に達し、その後20日にかけて根室の南東海上をゆっくり
と東に進む見込みです。
<防災事項>
北海道地方では、18日昼過ぎから20日にかけて、東または北東の風が
雪を伴い非常に強くなり、海は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだ
まりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
また、19日には、太平洋側東部やオホーツク海側で、大雪による交通障
害に警戒が必要となるでしょう。北海道地方ではその後も20日にかけて雪
が降り続き、さらに降雪量が多くなる見込みです。
太平洋側東部では、19日は高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒して
ください。
なお、オホーツク海では、流氷の動きが激しくなりますので注意してくだ
さい。
<風の予想>18日の最大風速(最大瞬間風速)
太平洋側西部 東または北東の風
海上25メートル(35メートル) 陸上20メートル(35メートル)
太平洋側東部 東または北東の風
海上23メートル(35メートル) 陸上15メートル(30メートル)
その他の地域 東または北東の風
海上18メートル(30メートル) 陸上16メートル(30メートル)
その後、20日にかけて、さらに風が強まる見込みです。
<波の予想>18日の波の高さ
太平洋側 6メートル
その他の地域 3メートル
その後、20日にかけて、さらに波が高くなり、大しけの状態が続くでしょ
う。
<雪の予想>
17日18時から18日18時までの降雪量
北海道地方の多い所 25センチ
18日18時から19日18時までの降雪量
太平洋側東部やオホーツク海側の多い所 100から120センチ
日本海側や太平洋側西部の多い所 40から60センチ
その後、20日にかけて、さらに降雪量が多くなる見込みです。
引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。
次の「北海道地方気象情報」は、18日5時頃に発表する予定です。