感染症発生情報
【市内工場内における新型コロナウイルス感染症の集団発生について】
12月10日(金)、群馬県の発表により、桐生市内に拠点を置く工場において、令和3年11月19日から令和3年12月10日までに9名の感染が判明しましたので、お知らせします。
桐生保健所では当該工場への感染拡大防止に向けた指導を行いました。
なお、今回の件について、当該工場の協力により対応できたことを申し添えます。
1 概要
(1)感染者の状況
・20代から60代の男女。従業員9名。
・県で把握しているワクチン接種の状況は、2回接種後2週間以上経過した方が4名、未接種の方が5名。
・発症は11月中旬から
(2)工場内の状況
・作業中もマスクを着用するよう指示していた。
・関係者以外の出入りはない。
(3)検査の状況
・12月10日時点で従業員116名の検査を実施し、9名の陽性、31名の陰性が判明している。残る76名については今後検査結果が判明する予定。
2 これまでの対応
(1)保健所の対応
・積極的疫学調査の実施。
・濃厚接触者等の検査。
・感染拡大防止の指導(工場内の感染管理、環境整備指導)
(2)工場側の対応
・保健所の調査等への協力。
・保健所の指導のもと、必要箇所の消毒を実施。
・工場内における、感染防止対策の強化。
・関係者(職員及び家族等)への周知と注意喚起。
3 今後の対応
・今後、新たに濃厚接触が確認された方に対しては、健康観察と外出自粛を要請するとともに、PCR検査の実施を調整いたします。
県から確認した情報は以上です。
桐生市新型コロナウイルス感染症対策本部では、群馬県と連携し、しっかり対応を図ってまいります。
今後も、引き続き感染の防止にご協力いただきますようお願いいたします。
桐生市新型コロナウイルス感染症対策本部 本部長
桐生市長 荒木 恵司
※ 過去市内発生状況は、市ホームページでご確認ください。
(問い合わせ)
桐生市新型コロナウイルス感染症対策本部
事務局 地域医療感染症対策室(電話内線305)