補聴器の購入は慎重に!
◎相談事例として
〇補聴器の店で、耳かけ型の補聴器を借りて試用した。後日、再度店舗に行くと、突然耳あな型の補聴器を勧められ、約50万円で購入したが、食事の際、かむ音が我慢できないほどうるさい。補聴器を交換したい。
〇眼鏡店で受けた聴力測定結果から「早めに補聴器をつけないと認知症になりやすい」と言われ、約40万円でその場で購入した。しかし、後日、専門医に測定してもらうと、補聴器は必要ないと言われた。
◎注意点として
〇補聴器を購入する前には、自分の「聞こえ」の状態や補聴器が必要か等について、まずは専門医の診断を受けましょう。
〇補聴器は、購入前・購入後の聞こえの調整や、定期的な清掃などのアフターケアが重要であるため、専門性があり、メンテナンス体制の整った販売店で購入することが大切です。
〇「聞こえ」が十分でない高齢者は、販売者とのコミュニケーションが難しい場合があります。購入時には、家族など周りの人にサポートを求めましょう。
〇通信販売を利用する際は、購入後のお試し期間の有無、返品条件などを確認し、慎重に判断しましょう。
≪独立行政法人国民生活センタ―の記事を加工して作成≫
●不安な時や、困った時は、松江市消費・生活相談室(55-5148)、消費者ホットライン(188)にご相談ください。
【情報提供元:松江市消費・生活相談室 電話55-5148】
スポンサーリンク
