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北海道防災情報メール

火山の状況に関する解説情報
2021年04月09日09時30分 札幌管区気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
十勝岳の62ー2火口付近で微弱な火映を観測しました。
火口周辺は火山ガスの濃度が高くなっている可能性がありますので注意してください。

<噴火警報発表火山>

<噴火予報発表火山(噴火警戒レベル導入火山)>
以下の活火山 [噴火予報(レベル1(活火山であることに留意))]
十勝岳

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
十勝岳の62ー2火口付近で微弱な火映を観測しました。
火口周辺は火山ガスの濃度が高くなっている可能性がありますので注意してください。

<火山の活動状況等>
昨日(8日)19時44分頃から23時09分頃にかけて、監視カメラにより62ー2火口付近で2020年6月と同程度の微弱な火映を観測しました。その後の状況は雲のため不明です。この現象は、高温の火山ガスの噴出や硫黄の燃焼等によるものと考えられます。
十勝岳では、2021年3月以降、同様の現象が時折観測されています。
この現象の前後で、火山性地震の増加や火山性微動は観測されず、62ー2火口の噴煙や地殻変動には特段の変化はありません。

<防災上の警戒事項等>
活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないでください。

火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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