海の情報・釜石保安部 Vol.780
先日、岩手県沿岸で釣りをしていたプレジャーボートが、帰港しようとしたところ船外機が起動せず、通りがかった漁船に曳航され無事救助されるという海難がありました。
船長は、オールを漕いで帰港しようとしましたが、向い風のために前に進めなかったとのことです。
原因は、燃料ホースが老朽化し、船外機との接続部から空気が混入したため、機関が起動しなかったものとみられます。日頃の点検整備を怠らず、オイルや消耗部品類については、メーカー推奨の期間内に交換しましょう。
海上保安庁HP「海の事故防止対策 トラブルシューティング船外機編」
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