府県気象情報
大雪と高波及び風雪に関する京都府気象情報 第10号
2020年12月31日16時29分
京都地方気象台発表
(見出し)
京都府では、山地を中心に1月1日昼前にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害、落雷、突風に注意してください。また、着雪やなだれにも注意してください。
(本文)
京都府では、1月1日にかけて、上空約1500メートルに氷点下9度以下の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続くでしょう。京都府では警報級の大雪となる可能性は低くなりましたが、1月1日昼前にかけて大雪が続く見込みです。また、大気の状態が不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。
[雪の実況]
31日16時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
舞鶴 28センチ
京丹後市峰山 18センチ
南丹市美山 10センチ
[雪の予想]
京都府では、日本海から発達した雪雲が次々と流れ込んでおり、1月2日にかけて北部を中心に降雪は持続する見込みです。
31日18時から1日6時までに予想される12時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 30センチ
北部 平地 20センチ
京都・亀岡 山地 30センチ
京都・亀岡 平地 0センチ
南丹・京丹波 30センチ
山城中部 0センチ
山城南部 0センチ
31日18時から1日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 35センチ
北部 平地 25センチ
京都・亀岡 山地 35センチ
京都・亀岡 平地 0センチ
南丹・京丹波 35センチ
山城中部 0センチ
山城南部 0センチ
[防災事項]
積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。
雪による見通しの悪化、電線や樹木への着雪、なだれ、突風や落雷に注意してください。
農作物の管理に注意してください。
ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため、注意してください。また、カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないように注意してください。
[補足事項]
本号で終了しますが、急な気象状況の変化があれば随時お知らせします。
今後発表する注意報、気象情報に留意してください。