府県気象情報
大雪と高波及び風雪に関する京都府気象情報 第3号
2020年12月28日15時58分
京都地方気象台発表
(見出し)
京都府では、30日から強い冬型の気圧配置となるため、荒れた天気となり、山地を中心に大雪となるおそれがあります。冬型の気圧配置が強まる期間が、年末年始の移動期と重なるため、交通機関などは早期の備えが必要です。
(本文)
京都府では、30日から1月1日頃にかけて、上空約1500メートルに氷点下9度以下の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込みです。
予想よりも降雪量が多くなった場合には、警報級の大雪となるおそれがあります。また、予想以上に冬型の気圧配置が強まった場合は、北部で警報級の高波や暴風雪となるおそれもあります。
[雪の予想]
京都府では山地を中心に、30日から1月1日頃にかけて断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあります。南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。
30日18時から31日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部山地 40から60センチ
北部平地 20から40センチ
南部山地 40から60センチ
南部平地 5から10センチ
[波の予想]
北部では、30日は次第にしけるでしょう。
30日に予想される波の高さ
北部 5メートル
31日以降もしけの状態が続く見込みです。
[風の予想]
北部では、30日は次第に風が強まり、海上では非常に強い風が吹くでしょう。
30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北部陸上 15から19メートル(25から35メートル)
北部海上 20から24メートル(25から35メートル)
南部陸上 10から14メートル(20から25メートル)
31日以降も海上を中心に強い風が吹く見込みです。
[防災事項]
積雪や路面の凍結による交通障害、高波、強風に十分注意してください。
電線や樹木への着雪、雪による見通しの悪化、なだれに注意してください。
農作物の管理に注意してください。
ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため、注意してください。また、カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないように注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雪と高波及び風雪に関する京都府気象情報」は、29日6時頃に発表する予定です。
【京都】
防災・防犯情報メール
2020年12月28日
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