警察官かたりのキャッシュカードすり替え詐欺事件が発生
【文京区で発生した情報です】
8月5日、文京区白山に住む方の自宅に、「富坂警察署の警察官を名乗る女」から電話があり、
「今、元銀行員の男が偽造カードを使用して現金を下ろした事件の捜査をしています。」と説明した後、
・ 郵便局のキャッシュカードを持っているか
・ 銀行はどこの銀行を使っているか
等の内容を聞き出す電話を架けてきて、被害者は銀行名を相手に伝えてしまいました。
すると、次に、「警視庁特殊詐欺対策課を名乗る男」から電話が架かってきて、
・ 偽造カードが使われている被害が文京区で多くある
・ あなたの口座からも現金が引き出されているので救済の手続きをする
・ 裁判所へ申告のため、書類の作成やキャッシュカードをハサミで切る必要がある
・ これから警察庁関東管区の職員があなたの家へ行きます
等の電話を受けました。
電話の後、すぐに被害者の自宅に「警察庁関東管区の職員を名乗る男」が訪問して、
男は、被害者からキャッシュカードを受け取ると、用意していた封筒に入れて、その封筒に被害者にサインをさせ、
「後日、新しいカードを持っていきます。」等と言って、封筒を自分のカバンに入れ、立ち去っていきました。
◎特殊詐欺被害防止のために
★不審な電話を受けた時点で警察に通報してください。
★万が一、話をしてしまい、「家に行きます」等と言われても、家に入れたり絶対にせず、すぐ警察に通報してください。
★今回の被害者の方は「自動通話録音機」を設置していましたが被害にあってしまいました。
ですから、現在設置中の方も安心せず、警戒をお願いします。
★家にいる時も留守番電話に設定し、相手のメッセージを聞いて折り返すことを徹底しましょう。
【問合せ先】富坂警察署 (内線2612)
警視庁HP