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梅雨期の大雨・長雨に対する農作物の栽培管理について
農家の皆さんに梅雨期の大雨・長雨に対する農作物の栽培管理についてお知らせします。

以下の点に留意して、各自対策をしていただくようお願いします。

1 共通事項
(1)速やかに排水対策を講ずる。
(2)病害発生の危険性が高まり、すでに発生している地域もあるので、防除の徹底に努める。
2 水稲
いもち病の発生の危険性が高まっていて、すでに発生している地域があるので、葉いもちの発生が確認されたら、速やかに薬剤散布を行う。
3 大豆、そば
速やかに排水対策を講ずる。
4 野菜
(1)速やかに排水対策を講ずる。
(2)病害の発生の危険性が高まっており、すでに発生しているほ場もある。雨間を逃さず、速やかに薬剤散布を行う。
5 果樹
(1)低日照が続くため、新梢管理を徹底し、受光の確保に努める。
(2)病害の多発が懸念されるため、薬剤散布による防除を徹底する。また防除間隔が空かないように注意する。
(3)排水の悪いほ場では明きょ等の対策を行い、排水を徹底する。
6 花き
(1)施設栽培
日照量不足による着蕾数の減少や軟弱徒長が懸念されるので、施設内への採光を図るとともに、積極的に換気を行う。
(2)露地栽培
病害の発生が多いので、雨間に薬剤散布を行う。
7 畜産
(1)畜舎や堆肥舎周辺の排水対策を講ずる。
(2)伝染病疾病や衛生害虫の発生が危惧されるので、畜舎や堆肥舎の周囲に消石灰等を散布して、徹底した消毒、防除を行う。
(3)冠水、浸水した飼料畑は、排水溝を設け早期排水に努める。

長野県南信州地域振興局 南信州農業農村支援センター 技術経営普及課農作物災害技術対策

以上、飯田市農業課・飯田市農業振興センターから梅雨期の大雨・長雨に対する農作物の栽培管理についてお知らせしました。

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