週刊 感染症ニュース 6/22-28
(1) 患者報告が継続したので、改めて7月12日まで、県内全域に「腸管出血性大腸菌感染症多発警報」が発令されました。2019年に全国で認めた腸管出血性大腸菌による食中毒のうち、複数の事例で食肉が原因食品とされています。本疾患は重症化することもあるので、食肉は十分に加熱して食べてください。
(2) 小児科定点把握疾患は、例年と比べて低いレベルで推移しています。
(3) 気温と湿度の上昇により、細菌性食中毒が発生する可能性が高くなります。調理や食事前の手洗いとともに、食品の取扱いにご注意ください。
(4) 定期の予防接種ができていない場合は、できるだけ早期に接種してください。また、昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、市町から送付される風しんの抗体検査に関するクーポン券を使って、早期に抗体検査(無料で検査できます!)することをお勧めします。
滋賀県感染症情報センター
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