キャッシュカードがねらわれています。~ニセの警察官や市役所職員などを装 う特殊詐欺に注意を!
7月に入り、東広島を含む県内各地で警察官や市役所の職員、金融機関などを名乗る不審電話が多数かかってきています。
(実際の事例)
不審電話の内容は、
●「○○警察署の生活安全課の△△です」
●「詐欺グループを捕まえたら、あなたの口座が使用されていた」
●「不正に通帳が使用されるかもしれない」
●「キャッシュカードを新しくする必要があるので、係の者を行かせます」
などとウソを言って電話で接触してきます。
これに応じると、ほどなくして自宅に警察を装う犯人が来て、キャッシュカードを封筒に入れるように指示してきます。
そして、隙を見て、全く別のカードが入った封筒とすり替え、本物のキャッシュカードが入った封筒を持ち帰られてしまい、ATMでお金を引き出されてしまいます。
このほか、役所や金融機関の職員を装った犯人に、還付金の受け取り名目でキャッシュカードをだまし取られる事案も発生しています。
(この手口の特徴)
犯人側は、警察や役所などを装い、色々な話のパターンを用意してウソをついてきますが、結局は
● 話の途中段階で必ず暗証番号を聞き出そうとする
● 最終的に自宅に来て、キャッシュカードをだまし取ったりすり替えたりする
という特徴があります。
(犯人の特徴)
カードを受け取りに来る人物は、年齢30~40歳代くらいの男、黒髪、カッターシャツにスラックス姿、ビジネスバッグを所持という姿が代表的です。
(みなさんへのお願い)
○ 本当の警察や役所は、このような電話はしません。カードを受け取ったり暗証番号を聞き出すことも絶対にしません。
○ 最初の段階で相手にせず、電話を切ってください。そして、すぐに本当の警察に通報してください。
○ 絶対に他人に暗証番号を教えたり、カードを渡したりしないでください。