週刊 感染症ニュース4/15～21
(1) 報告が多かった疾患は、感染性胃腸炎、インフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
(2) インフルエンザは、6保健所管内で増加し、流行の目安である定点当たり報告数「1.00」を超過しています。園・学校では、インフルエンザによる欠席者が最も多く、52%がB型でした。
(3) 県内の園・学校では発熱等による学級閉鎖が複数報告されています。
(4) 麻しんと風しんは、例年と比べて高い値で推移しています。MR(麻しん風しん混合)ワクチンの定期接種対象者(1歳および就学前1年間に該当する児)は、早期のワクチン接種をお勧めします。
(5) 海外へ渡航される皆さまへ!
帰国後1-2週間程後に体調が悪くなることもありますので、しばらくは体調に留意ください。医療機関を受診する際は、①咳症状がある場合はマスクを着用し、②医療機関の受付で、症状、渡航先、滞在期間、現地での喫食歴、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無を伝えてください。
滋賀県感染症情報センター
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