週刊 感染症ニュース4/1~7
(1)報告が多かった疾患は、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とインフルエンザです。
(2)インフルエンザは、4保健所管内で増加しました。
(3)近年の国内では、4-5月にロタウイルスによる乳幼児の感染性胃腸炎が増加します。対策の基本は、乳児へのワクチン接種(任意)、おむつの適切な処理と手洗いの強化です。
(4)県内の麻疹と風疹は報告数が多い状態にあります。全国的にも両疾患とも報告数が高い値で推移しています。特に、流行地域への渡航者とMR(麻しん風しん混合)ワクチンの定期接種対象者である1歳および就学前1年間に該当する児には、早期にワクチン接種することをお勧めします。
滋賀県感染症情報センター
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