週刊 感染症ニュース3/18~24
(1) 報告が多かった疾患は、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とインフルエンザです。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、過去5年の同時期と比べて高い値です。
(2) 全国的には麻しんおよび風しんの報告数が高い値で推移しています。ワクチンの効果が期待できるまでには、接種後2週間ほど要しますので、流行地域への渡航者は早い時期にワクチン接種をご検討ください。また、MR(麻しん風しん混合)ワクチンの定期接種対象者である1歳および就学前1年間に該当する児には、早期にワクチン接種することをお勧めします。
(3) 新入生や新入社員などの新たな人との接触が増える時期です。安心して新たな生活を迎えるご準備をお願いします。
(4) 県内全域にノロウイルス食中毒注意報[3/28(木)-3/31(日)]が発令されました。
滋賀県感染症情報センター
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