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火山情報
2019年02月25日16時55分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
新燃岳では、本日(25日)08時頃から火山性地震が増加しており、小規模な噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
新燃岳では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
本日(25日)08時頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、本日00時から16時までに25回発生しました。
火山性微動は観測されていません。

2月24日00時からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
24日00時から24時まで 3回 0回
25日00時から06時まで 3回 0回
06時から12時まで 10回 0回
12時から16時まで 12回 0回

噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。

明日(26日)、気象庁機動調査班(JMA-MOT)による現地調査を実施する予定です。調査結果については、改めてお知らせします。

【防災上の警戒事項等】
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

次の火山の状況に関する解説情報は、26日(火)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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