還付金詐欺の新手口について
松戸警察署、松戸東警察署からお知らせします。
松戸市内において、市役所・銀行職員を名乗る者から電話があり、結果、金融機関のキャッシュカードを渡してしまい、預貯金を下ろされるという詐欺事件が発生しました。
【手口】
1 自宅に市役所職員を名乗る者から、
・医療保険の還付金があります。
・お使いの口座を教えて下さい。
・銀行職員から手続きに関する電話があります。
という電話がある。
2 その後、銀行職員を名乗る者から、
・口座の最終残高と暗証番号を教えて下さい。
・還付の手続きにはキャッシュカードが必要なので、これからキャッシュカードを預かりに行きます。
という電話がある。
3 銀行職員を名乗る者が自宅に来て、キャシュカードを渡す。
銀行員を名乗るものが、渡したキャッシュカードで預貯金を下ろす。
4 再度、銀行職員を名乗る者から、
・他にも家族名義の口座はありますか。
・先ほどの銀行職員が、カードを預かりに行きます。
という電話がある。
5 再度、銀行職員を名乗るものが、家を訪れて最初に渡したカードを返し、新たにカードを預かり預貯金を下ろす。
「還付金」などと言った電話は、全て「詐欺の電話」です。
銀行職員や警察官などがカードを預かることは絶対にありません。
この様な電話を受けた際には、決して一人で判断することなく、警察や家族に必ず確認してください。
【注意】
高齢者だけの世帯が身近にいる方は、お互いに声を掛けて、お金やキャッシュカードを知らない人に渡さないように教えてください。
家の電話は、留守番電話設定にして、犯人と会話しないようにしましょう。
【問い合わせ先】
松戸警察署 生活安全課
松戸東警察署 生活安全課
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