北海道防災情報メール

府県気象情報
平成30年12月30日06時54分
札幌管区気象台発表

石狩・空知・後志地方では、30日夕方にかけて大雪による交通障害に十分注意するとともに、ふぶきや吹きだまりによる交通障害に注意してください。

<気象概況>
北海道付近は、30日は強い冬型の気圧配置となっており、上空約500
0メートルには氷点下36度以下の寒気が流入しています。30日は気圧の
傾きが大きく、大気の状態が不安定となるでしょう。31日は冬型の気圧配
置は次第に緩む見込みです。

<防災事項>
石狩・空知・後志地方では、30日夕方にかけて大雪による交通障害に十
分注意するとともに、ふぶきや吹きだまりによる交通障害に注意してくださ
い。強い雪の中心は、石狩地方、後志北部、羊蹄山麓となる見込みです。
また、石狩・空知・後志地方では、30日夕方にかけて湿り雪による電線
着雪、落雷や突風に、31日にかけてなだれにも注意してください。

<雪の予想>
30日6時から31日6時までの24時間降雪量
石狩・後志地方 50センチ
空知地方 30センチ
雪のピークは、石狩・後志地方では30日昼前から昼過ぎ、空知地方では3
0日朝

<風の予想>
30日の最大風速(最大瞬間風速) 北または北西の風
陸上 12メートル(25メートル)
海上 16メートル(30メートル)

<雪の実況>(アメダスによる速報値)
29日6時から30日6時までの24時間降雪量
南空知 夕張市鹿の谷 48センチ
北空知 深川 28センチ

今後発表する防災気象情報に留意してください。

次の石狩・空知・後志地方気象情報は、30日夕方に発表する予定です。