地方気象情報
平成30年12月27日16時10分
札幌管区気象台発表
オホーツク海側と太平洋側東部では、29日から30日は高波に警戒してください。北海道地方では、30日にかけてふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、強風、高波に十分注意してください。
<気象概況>
北海道付近は、冬型の気圧配置が続いており、上空約1500メートルに
は氷点下18度以下の寒気が流入しています。冬型の気圧配置は28日から
30日にかけて強まる見込みで、気圧の傾きが大きい状態が続くでしょう。
<防災事項>
オホーツク海側と太平洋側東部では、29日から30日にかけて大しけと
なる見込みです。高波に警戒してください。
北海道地方では引き続き30日にかけて、西または北西の風が雪を伴い強
く、海上では非常に強いでしょう。海はしける見込みです。ふぶきや吹きだ
まり、大雪による交通障害、強風、高波に十分注意してください。
<波の予想>
28日にかけての波の高さ
オホーツク海側、太平洋側東部 5メートル
日本海側、太平洋側西部 4メートル
29日から30日にかけては、オホーツク海側や太平洋側東部では大しけと
なる見込みです。
<風の予想>
28日にかけての最大風速(最大瞬間風速) 西または北西の風
太平洋側
海上20メートル(30メートル)
陸上16メートル(30メートル)
オホーツク海側
海上20メートル(30メートル)
陸上12メートル(25メートル)
日本海側
海上18メートル(30メートル)
陸上15メートル(30メートル)
その後も30日にかけて、雪を伴った非常に強い風の吹く所があるでしょう
。
<雪の予想>
27日18時から28日18時までの24時間降雪量
日本海側 50センチ
28日18時から29日18時までの24時間降雪量
日本海側 30から50センチ
その後も30日にかけて降雪が続く見込みです。
この情報は「暴風雪と大雪及び高波に関する北海道地方気象情報 第5号
」を引き継ぐものです。
引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意願います。
次の北海道地方気象情報は28日5時頃に発表する予定です。