火山の状況に関する解説情報
平成30年12月17日16時00分 札幌管区気象台発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性がありますので、警戒してください。
<噴火警報発表火山>
雌阿寒岳 :レベル2(火口周辺規制)
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性がありますので、警戒してください。
<火山の活動状況等>
11月20日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しました。11月24日以降、火山性地震は減少しましたが、今後も増減を繰り返す可能性があります。
12月14日以降の火山性地震の発生状況は次のとおりです。なお、回数は速報値であり精査の結果、後日変更することがあります。
12月14日 2回
12月15日 0回
12月16日 2回
12月17日15時まで 1回
監視カメラでは、噴煙の状況に変化は見られません。
火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも特段の変化はありません。
<防災上の警戒事項等>
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
<次の情報発表日時の予告>
次の火山の状況に関する解説情報は、21日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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