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北海道防災情報メール

地方気象情報
平成30年10月06日05時09分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、6日から前線に伴う雨が降り始め、7日は台風から変わる温帯低気圧の接近・通過により大雨となる見込みです。暴風に警戒し、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、高波に十分注意してください。

<気象概況>
大型で強い台風第25号は、6日3時には五島市の西約220キロを1時
間におよそ30キロの速さで北へ進んでいます。
台風第25号は、6日は日本海を北東に進み、7日未明には日本海中部で
温帯低気圧に変わり、7日朝には暴風を伴って北海道地方に接近する見込み
です。また、6日は前線が北日本を北上するため、太平洋側や日本海側南部
を中心に、低気圧の接近に先行して既に雨が降り始めています。

<防災事項>
台風第25号は、温帯低気圧に変わってから、7日朝には暴風を伴って北
海道地方に接近するため、低気圧の中心付近から離れた地域も含め、7日は
風や雨が強まる見込みです。
北海道地方では、7日は激しい雨が降り、南東のち北西の風が海上で非常
に強く吹き、海はうねりを伴いしける見込みです。暴風に警戒し、大雨によ
る低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、高波に十分注意してください。
太平洋側や日本海側南部を中心に、既に雨が降り始めており、7日にかけ
て総雨量が多くなるため、早めの準備が必要です。
平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった地域では、通常時より
も少ない雨量でも被害の発生するおそれがあります。自治体の発表する避難
に関する情報などに留意してください。

<雨の予想>
6日6時から7日6時までの1時間雨量の最大値
日本海側、太平洋側西部 30ミリ
7日の日中は更に広い範囲で雨の降り方が強まる見込み
6日6時から7日6時までの24時間雨量
日本海側南部、太平洋側西部 80ミリ
日本海側北部、太平洋側東部 40ミリ
オホーツク海側 20ミリ

7日6時から8日6時までの24時間雨量
日本海側南部 100から150ミリ
その他の地域 50から100ミリ

<風の予想>
7日の最大風速(最大瞬間風速)南東のち北西の風
海上 日本海側南部、太平洋側西部 25メートル(35メートル)
日本海側北部、太平洋側東部 23メートル(35メートル)
オホーツク海側 20メートル(30メートル)
陸上 日本海側、太平洋側 18メートル(30メートル)
オホーツク海側 15メートル(30メートル)

<波の予想>
7日の波の高さ
日本海側南部、太平洋側西部 5メートル うねりを伴う
その他の海域 4メートル

<お知らせ>
平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった市町では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています

今後発表する台風情報や防災気象情報に留意してください。

次の北海道地方気象情報は、6日11時頃に発表の予定です。

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