地方気象情報
平成30年10月05日11時02分
札幌管区気象台発表
北海道地方は、前線に向かって湿った空気が流れ込むため、6日から雨が降り始め、7日は台風の接近により大雨となる見込みです。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、強風や高波に十分注意が必要です。
<気象概況>
大型で強い台風第25号は、5日10時には久米島の北北西約230キロ
を1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。
台風第25号は、7日に暴風域を伴ったまま北海道地方にかなり接近する
見込みです。また、6日は前線が北日本を北上するため、太平洋側を中心に
、台風に先行して雨が降り始める見込みです。
<防災事項>
北海道地方では、7日は大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増
水、強風や高波に十分注意してください。太平洋側や日本海側南部では、6
日には雨が降り始め、7日にかけて総雨量が多くなるため、早めの準備が必
要です。
平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった地域では、通常時より
も少ない雨量でも被害の発生するおそれがあります。自治体の発表する避難
に関する情報などに留意してください。
<雨の予想>
6日12時から7日12時までの24時間雨量
日本海側南部、太平洋側西部 100から150ミリ
太平洋側東部 50から100ミリ
<お知らせ>
平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった市町では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。
今後の台風の進路によっては、北海道への影響が大きく変わる可能性があ
ります。今後発表する台風情報や防災気象情報に留意してください。
次の北海道地方気象情報は、5日16時頃に発表の予定です。
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