特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、青森市において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計2件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 5月24日午後7時30分頃、息子の名前を名乗る男から、
「風邪でへんとう腺を傷めている。」
「明日10時頃、家にいるか。」
などと電話があった。
本日午前9時50分頃、再び電話があり、
「病院に行って喉が楽になった。」
「会社の経理の女の子と一緒に株に手を出して会社の伝票操作して会社の金を使い込んでしまった。」
「明日税務署の査察が入るのでそれまでにお金を準備できないか。」
「お金は305万だ。」
「振り込みではなく、取りに行く。」
などと電話があったもの。【青森市浪岡居住~70代男性】
2 5月24日午後8時30分頃、息子の名前を名乗る男から、
「風邪をひいて喉が変だ。」
「仕事場に携帯を忘れた。」
などと電話があった。
本日午前11時20分頃、男から再び電話があり、
「病院へ行ったら喉をやられているらしい。」
「ちょっと話したいことがある。」
と話したため、相談者が心配して「熱があると大変だから、私がそっちへ行こうか」と話したところ、電話を切断されたもの。【青森市居住~80代男性】
※ いずれも被害はありませんでした。
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息子をかたって「風邪をひいた」などと電話のあった次の日に、「実は会社の金を使い込んでしまった」「お金を用意してくれないか」と電話してくるのがオレオレ詐欺の特徴です。
息子をかたる電話がきたら、まずは自分で知っている息子の電話番号に連絡を取り、息子本人からの電話であったかどうか確認しましょう。
お金に絡む電話がかかってきた場合は、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110または
青森県警察本部生活安全企画課