特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、弘前市、平川市において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計2件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 5月18日午後4時頃、津軽弁を話す男から
「〇〇(実在する息子の名前)だ。」
「へんとう腺腫れて高熱で仕事休んでいる。」
「携帯電話を無くして、緊急の場合には実家に電話が行くことになっている。」
「明日また架ける。」
旨の電話があり、本当の息子の嫁に確認したところだまされていることに気づいた。
本日午前10時25分頃、男から再び電話があり、
「相談あるんだけど。」
「会社で。」
と話し始めたため、被害者が問いただしたところ、男が一方的に電話を切断したもの。【弘前市居住~70代女性】
2 5月18日午後9時頃、息子をかたる男から
「〇〇(実在する息子の名前)だけど。」
「風邪を引いて、声が変わった。」
旨の電話があった。
本日午前11時30分頃、再び電話があり、
「実は友人が株にはまって、会社の金を使ったことで自分も責任を取ることになった。」
「弁護士に中に入ってもらったら、一人205万ずつ支払わなければならなくなった。」
と電話があったもの。【平川市居住~80代女性】
※ いずれも被害はありませんでした。
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このような電話は、現金を用意させた後、息子の上司や知人をかたる者を家へ向かわせ、お金を手渡しさせる手口です。
今後も県内各地において同様の不審電話の発生が予想されます。
不審な電話がかかってきた場合は、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110または
青森県警察本部生活安全企画課
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