融資保証金名目の特殊詐欺の発生と被害防止について
本年1月30日ころ、上北郡横浜町在住のA男さん(50代)が経営する会社宛てに、光ビジネスパートナーズ株式会社という会社から、ファックスで融資を勧誘する文書が届いた。
A男さんは、同社から低金利で融資を受けられるものと考え、400万円の融資を受けることにして、ファックスで申し込んだ。
すると、同社担当者の石井及び横田と名乗る男たちから電話で、「融資するにあたり、契約費用8万6、400円を送金する」よう指示を受け、さらに、
「保証会社への契約保全費用も送金してほしい。」
などと指示されたため、A男さんは自己名義の口座から、
2月3日から8日までの間に4回にわたり
合計74万5、600円
を関東方面の金融機関に開設された個人口座に振り込んだ。
その後、横田から、
「保証会社に断られ契約がキャンセルになったことから、2月28日までに契約費用等全額を返還する。」
と言われていたものの、同日になっても返還されず、相手とも連絡が取れなくなったため、詐欺の被害に気がついたもの。
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低金利をうたい、事前に保証金等を振り込ませるのは、詐欺です。
融資保証金等の名目で、個人名義の預貯金口座に現金を振込送金させるのは詐欺です。
会社に直接届いた融資を募るファックスは絶対に信用せず、家族、または警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110または
青森県警察本部生活安全企画課
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