特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、五所川原市及び三沢市において特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計5件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 本日午前9時5分頃、青森県振り込め詐欺対策課のイトウを名乗る男から
「今、振り込め詐欺の捜査をしているのですが、名簿にあなたの名前と電話番号があったので電話しました。」
「これまで、投資信託などに関する電話はありませんでしたか。」
などと電話があったもの。【五所川原市居住~60歳代女性】
2 本日午前10時30分頃から午前11時30分頃までの間に、三沢市保険課、三沢市役所健康保険課、年金保険課などの職員をかたる男から
「5年前から医療費を多く払い過ぎているから、払い戻します。」
「国民健康保険税を多く取ったので、お金が還付される。」
「健康保険料の過払いがあり、1万2、061円の還付金があります。」
「1月18日が期限だったのですが、○○銀行広報課と相談しました。キャッシュカードと通帳を持って行けば大丈夫です。」
「銀行はどこを使っていますか。」
「○○スーパーの銀行ATMに行って、着いたら私に電話をして欲しい。電話番号は○○○-○○○○-○○○○です。」
などと4件の電話があったもの。【三沢市居住~60歳代男性1名、70歳代の男性1名・女性1名、80歳代の女性1名】
※ いずれも被害はありませんでした。
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警察官をかたった電話は、今後「犯罪に使われないために。」などと言い、現金やキャッシュカードなどを手渡しさせる手口に発展するおそれがあります。
市役所等が還付金があると言って、口座番号を聞いたりATMへ行くように指示することはありません。
お金、通帳、キャッシュカードなどに絡む不審な電話がかかってきても、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110または
青森県警察本部生活安全企画課