特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、青森市及び外ヶ浜町において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計5件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 本日午前9時45分ころ、市役所の職員をかたる男から
「医療費の還付があります。」
「地域福祉センターに電話してください。」
「整理番号は998712です。」
などと電話があり、男が指示した電話番号に電話したところ、地域福祉センターのヒラサワを名乗る男が電話に出て
「1万4、013円の還付金があります。」
「通帳ありますか。あれば通帳の番号を教えてください。」
「近くの○○(スーパー名)支店のATMへ行ってください。」
などと指示されたもの。 【青森市居住~70歳代男性】
2 本日午前9時50分ころ、市役所の保険課をかたる男から
「保険料の還付金があります。」
「必要な書類を送るので、住所と口座番号を教えてください。」
などという電話があったもの。 【青森市居住~70歳代女性】
3 本日午後0時ころ、市役所の保険課をかたる男から
「6月ころ、還付金を申請する書面を送っている。」
「使っている銀行はどこか。」
「携帯電話を持ってATMに行って。」
などという電話があったもの。 【青森市居住~70歳代男性】
4 本日午後0時5分ころ、外ヶ浜町役場職員をかたる男から
「医療費の還付金が3万円くらいあります。」
「封書が届いていませんか。」
などという電話があったもの。【外ヶ浜町居住~70歳代女性】
5 本日午後2時55分ころ、相談者の自宅の電話に、男の声で
「○○さんですね。オリンピックの観戦チケットを4名分申し込んでいますね。」
などという電話があったもの。 【青森市居住~80歳代女性】
※ いずれも被害はありませんでした。
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電話で還付金があると言って、ATMに誘導し、電話で通話しながらATMを操作させるのは詐欺です。
お金や名義貸しに絡む不審な電話がかかってきても、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 ♯9110または
青森県警察本部生活安全企画課