八戸警察署で51万237円被害の副業名目の特殊詐欺を認知
本年10月16日頃、青森県内居住のAさん(30歳代、女性)が、スマートフォンでTikTokLiteを見ていた際、「副業興味ある方」という広告を介し、LINEアカウント「Saki」を登録しました。
SakiからはLINEメッセージで「動画のスクリーンショット画像を送れば報酬が得られる。仕事で使うLampionnというアプリをインストールしてほしい。」と言われ、コミュニケーションアプリ「Lampionn」をインストールしました。その後「三上愛里」なる者からLampionnのメッセージで「この動画をスクリーンショットで送ってください。」と言われ、スクリーンショット画像を送ると、利益約2万円がPayPayで送金されてきて、更に「指定の口座に4万2,000円を振り込めば限定特典の報酬を得られる。」と言われ、10月18日、県内コンビニのATMからネット銀行の個人名義口座に4万2,000円を振り込みました。すると、「経理部-鈴木」なる者から、Lampionnで「あなたの操作ミスが判明したので違約金を支払う必要がある。」と言われ、同日、2回にわたって、県内コンビニのATMからネット銀行の個人名義口座に合計46万8,237円を振り込みました。
しかし、知人に相談したところ、詐欺と指摘され被害に気が付いたものです
○ 副業広告をきっかけに、登録したLINEなどのSNSアプリでやり取りし、登録費用、違約金などの名目で現金をだまし取られる詐欺事件が発生しています。
○ 最初に少額の報酬を得られる場合がありますが、後に高額の支払いを求められます。
○ 副業で「簡単にお金が稼げる」「必ずもうかる」という誘い文句には用心して詐欺を疑い、「おかしいな?」「怪しいな?」と思ったら、1人で対応せずに、家族や知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談してください。
八戸警察署
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年10月28日
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