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八戸警察署で65万円被害の警察官をかたる特殊詐欺を認知
本年10月23日、被害者(20歳代、男性)の携帯電話に「090」から始まる電話番号で京都府警伏見警察署刑事第一課の警察官を名乗る男から「マネーロンダリングの犯人を捕まえたら、あなた名義のキャッシュカードが見つかった。」「犯人はあなたから40万円で口座を買ったと話しているので、あなたも容疑者となる。」と言われ、LINEアカウント名「わ18-05」を登録するように指示されました。
アカウントに登録すると、LINEのビデオ通話で京都府伏見警察署刑事第二課の警察官を名乗る制服姿の男から警察手帳を見せられ「他の口座も売っている可能性があるので、これから調査のため、金融庁の者に電話を代わります。」と言われ、その後、金融庁の職員を名乗る男から「通帳に履歴を残して調査をする必要がある。」「こちらで指定する調査用の口座に消費者金融会社から50万円を借りて、振り込んでもらう。」「実際にお金が動くことはなく、履歴が残るだけだ。」と言われました。
被害者は指示に従い消費者金融会社から50万円を借りた上、コンビニエンスストア設置のATMから指定された口座に現金65万円を振り込みました。
しかし、警察が携帯電話番号で電話をかけてくるのは変だと思い、ネットで調べたところ詐欺だと判明し、被害に気が付きました。
〇 警察官をかたり、犯罪の共犯者の可能性があるなど申し向け、金銭をだまし取る詐欺事件が発生していますが、警察官が、現金の振込を指示することや金品の要求をすることは絶対にありません。
〇 急に電話があった後、現金を要求された際は、家族、知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談し、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署

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