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ふなばし情報メール

感染症予防のための情報提供について ~レジオネラ症の感染予防及び注意喚起 ~
レジオネラ症の患者の死亡事例がありましたので、感染予防及び注意喚起の観点から、下記のとおりお知らせします。

1.患者概要
患 者:60代 男性(市内在住)
職 業:会社員
嗜 好 等:喫煙歴あり、機会飲酒程度
主な症状:発熱、呼吸困難、意識障害、肺炎

2.経過
10月1日(水)発熱、頭痛あり、A医療機関を受診。解熱剤処方あり。
10月4日(土)発熱が続き呼吸困難、意識障害が出現し、救急車でB医療機関に搬送され肺炎あり入院。
新型コロナウイルス及びインフルエンザPCR検査実施し、陰性。
10月7日(火)B医療機関で検査の結果、レジオネラ症と診断。
同日、船橋市保健所にて発生届を受理し、疫学調査を実施。
10月8日(水)B医療機関へ入院中、レジオネラ症に伴う敗血症により死亡。

3.調査事項
当保健所にて積極的疫学調査として、患者家族からの利用施設等の聞き取り調査を実施したが、感染源・感染経路等、原因の特定には至らなかった。

【市民の皆様へ】
・レジオネラ症の感染源となりうる冷却塔、循環式浴槽(24 時間風呂・温泉利用施設・ジャグジー等)、循環 式給湯、加湿器(超音波加湿器)の衛生的な管理を行い、菌の増殖を防止しましょう。
・適切な抗菌薬の投与により治療可能ですが、まれに治療が遅れると重症化し、死亡することもあります。症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
高齢者や新生児は肺炎を起こす危険性が高いとされています。また、大酒家、喫煙者、透析患者、移植患者、糖尿病等免疫機能が低下している人もリスクが高いとされています。

レジオネラ症についての詳細は、以下のホームページをご覧ください。
厚生労働省

船橋市ホームページ

<この記事についてのお問い合わせ>
健康危機対策課 結核感染症係

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