安心安全Web

POLICEメールふくしま

八溝山中で、成獣のクマ1頭が捕獲されました。
10月3日、棚倉町内の八溝山山頂付近の国有林で、成獣のクマ1頭が捕獲されました。
以前は、阿武隈山系より東にクマはいない等と言われていました。
いわき方部、相双方部でも捕獲、目撃されているほか、東白川郡内でも目撃情報があり、郡内でも生息していることが明らかになりました。
「東白川郡内にはクマはいない」という認識を改める必要があります。
本年県内では、クマによる人身被害が10月8日現在で、9件(11名)昨年より2件4名の増加になっています。
また、クマの目撃情報は、948件(前年同比363件の増加)になっており、山中のみならず住宅地に近い場所での目撃情報も多く寄せられています。
現在、福島県会津・中通り地域に「ツキノワグマ出没警報」が発令されています。
クマに遭遇しないために、次のことに注意してください。

【遭遇しないための心構え】
〇庭仕事や農作業をする時は、ラジオ等で音を出し、人の存在をアピールする。
〇藪などの茂みに不用意に近づかない。
〇薄明・薄暮の時間帯や夜間の害術をできるだけ控える。
〇家の周りに照明を設置するなど、暗闇での早期発見に努め、クマが侵入しないように、自宅や倉庫の鍵などの施錠を徹底する。
〇家の周りにエサになるものを置いたままにしない。
〇山に入る時は、複数人で行動する。
単独で行動する際も音の出るものを身に付け、常に周辺を警戒する。

【クマと遭遇してしまったら】
〇遠くにクマがいることに気が付いたときは、落ち着いて静かにその場所を立ち去る。
急に大きな声をあげたり、急な動きはしない。
〇近くにクマがいることに気がついた場合、背中を見せて逃げ出すと、クマの攻撃性を高める場合があるので、落ち着いてクマを見ながら後退する。
〇至近距離での突発的な遭遇に対して
両腕で顔面や頭部を覆い、直ちに伏せるなどして、重大な障害や致命的なダメージを最小限にとどめる。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク