疑え!すべての電話を。まさかの坂にご注意を!
警察官を名乗るサギ電話が急増しています。
本日は、警察官を名乗るサギ手口をご紹介します。
会社員や現役世代の方が主に狙われています。手口を知れば、見破ることが出来ます。家族や友人、職場で情報共有してください。
1.+から始まる国際電話番号で警察署の番号(下4ケタ0110)を偽装した電話番号等から着信があります。
2.ニセの警察官から「詐欺グループを捕まえたら、犯人があなた名義のキャッシュカードを持っていた」「あなた名義の口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に使われている」「あなたは容疑者になっている」「事情聴取をしたい」「特別にビデオ通話で事情聴取をするので、LINE(ライン)を登録して」と言われ、トークアプリ等に誘導し、ビデオ通話でニセの警察手帳や逮捕状を見せてきます。
3.次に「あなたの口座にあるお金が犯罪資金であるか調査するので、全額指定口座にお金を振り込んで」「お金は調査終了後に返します」等と話をします。
4.犯人は、被害者を不安にさせて、誰にも相談させずに、主にATMやネットバンキングシステムでお金を振り込ませる手口です。
このように、「恐怖」「不安」「焦り」などの、感情の揺さぶりがあなたの判断力を奪います。
警察官は公務でトークアプリ(LINE等)を使って、警察手帳や逮捕状を見せたりは絶対にしません。
電話会社や総務省などを名乗る電話のほか、音声ガイダンスで「携帯電話の未納料金がある」などと言ったあと、警察官役に交代するケースもあるので、十分注意が必要です。
知らない電話番号から着信があっても、出る必要はありません。
【知らない電話番号には出ない】ことが一番の予防策です。
万が一、警察署などの番号が表示された電話であっても、相手の所属・氏名などを確認した上で、一旦電話を切り、管轄警察署又は♯9110に通報してください。
【問合せ先】武蔵野警察署
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから