八戸警察署で約3,864万円被害のSNS型ロマンス詐欺を認知
本年7月18日頃、青森県内居住のAさん(60歳代、男性)は、スマートフォンでFacebookを利用していた際、アカウント「福田恵未」を名乗る女性と知り合い、福田のLINEアカウント「Tulip」を登録し、メッセージをやり取りするようになりました。
Aさんは、福田に親近感を抱くようになり、8月8日頃、LINEメッセージで「ビットコインの運用で稼げる。まず20万円から始めたらどうか。」と暗号資産取引を勧められ、暗号資産取引アプリ「bitbank」をインストールし、暗号資産投資サイト「cboing.com」を紹介されました。Aさんは福田からの指示に従い、8月10日、県内金融機関の窓口を利用してbitbank口座に20万円を入金し、18万6,559円相当のビットコイン(BTC)を購入して、指定されたアドレスに送信しました。送信後、「cboing.com」を確認したところ、サイト上ではAさんが送信した暗号資産が反映され利益が発生していました。そのため、その後も福田の指示に従い、3,845万8,070円相当のビットコインを購入し、8月13日から8月20日にかけて、3回にわたり、指定されたアドレスに送信しました。
しかし、その後、利益を出金しようとしたところ、出金するためには保証金を払う必要があると言われ、被害に気が付いたものです。
○ SNSを通じて恋愛感情や親近感を抱かせた上、投資でもうかるなどとかたり、投資名目で現金などを振り込ませる詐欺事件が多発しています。
○ 「必ずもうかる」などと話し、投資などを勧めてくる場合は詐欺の可能性があります。
○ 投資話などを勧められた場合は、必ず家族、知人、警察署又は最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年9月25日
スポンサーリンク