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多額なSNS型投資詐欺被害がまた発生しました!
いわゆるSNS型投資詐欺の多額な被害がまた発生しました。著名な投資家の名前を偽装した勧誘で、皆さんがよく使うSNSアプリに誘導する手口は同じです。そもそも著名な投資家で、既に著作等多数ある人物が個人投資家向けに個別指南などをする必要があるでしょうか。SNSアプリで、いかようにも画面表示をさせることが可能な現代では、表示された情報を盲信してしまいがちですが、そこに大きな落とし穴が潜んでいるのです。不景気な社会経済下で超低金利時代ですから、少しでも利回りの良い資産の運用をお考えになることは十分理解できますが、詐欺犯人は、そこにつけ込んでいることを理解しておくことが投資詐欺に遭わない秘訣なのです。

〈被害の状況〉
被害者は、令和7年7月16日頃、自身のスマホに「MFカスタマーサポートセンター」という株式投資の公式LINEアカウントが突然追加されていることに気付いた。元々株式投資を行っていた経験があったため、興味を持って同アカウント内でやり取りを始めると、日本の有名投資家で著作なども多数ある人物名の者が投資指南をしていたことから、これに参加した。
被害者は、投資アプリとして「MFPro」を、投資のサポート役として鈴木某なるLINEアカウントを紹介され、以後は鈴木の指示に従って指定された口座にインターネットバンキングシステムを利用して、約2か月間に渡り複数回の振込送金を行い、その額は数千万にも上っていた。投資アプリ上では、利益の表示が6500万円を超えていたことから、被害者はその一部を払い戻そうと考え、その旨鈴木宛にメッセージを送信したところ、同人からは「払い戻しには法人税とサービス料を併せて利益の38パーセント、2500万円を降り込んでもらう必要があります。」「アプリメンテナンス後に新バージョンへ変更する必要があるので1000万円を振り込まないと払い戻し操作ができません。」などとさらに金額要求が続いたことから不審と感じ、警察に相談に来て詐欺被害が発覚したもの。

【問合せ先】武蔵野警察署

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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