令和7年度病害虫発生予察特殊報第1号(キク・キク小斑点病)
県内のキク施設キクほ場で本県未発生のキク小斑点病を確認しました。
令和6年(2024年)10月下旬、県西部の施設キクほ場(品種:精の一世)において、中位~上位葉に褐色の輪紋や葉縁部が褐色に枯れる株が確認されました。当該株を採取し、宮崎県総合農業試験場で分離菌株の形態観察および遺伝子解析を行った結果から、Stemphylium lycopersiciと同定しました。また、本病菌をキクの幼苗に噴霧接種したところ、病徴が再現され、Stemphylium 属菌が再分離できたため、本病害はStemphylium lycopersici によるキク小斑点病と判断しました。
詳細は宮崎県病害虫防除・肥料検査センターホームページに掲載しております。
【問い合わせ先 宮崎県総合農業試験場 病害虫防除・肥料検査課 】
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