重度の熱中症は、命に関わります!
昨日、屋外での作業中に熱中症で病院へ搬送された方が複数いらっしゃいました。
時間・場所
1.13時半頃・吉祥寺東町
2.15時頃・吉祥寺本町
3.17時頃・境南町
症状
1.足がつってしまい、そのまま屋外で座って休んでいたが体調が悪化した。
2.朝から休憩をせずにお昼過ぎまで作業をして体調が悪くなり、水分補給、氷等で体を冷やすも回復しなかった。
3.足がつっていたが作業を継続し、その後突然、両足がつり全身が痙攣し始め倒れてしまった。
《事業者の皆様》
熱中症による病院への救急搬送者数は増加しており、昨年4月より「熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)」の運用が開始されています。
厚生労働省により、本年6月1日から省令が改正施行され、労働者を雇用する全ての事業者に対し労働者への熱中症対策が義務付けられました。(労働安全衛生規則)
義務化の対象となる作業とは、暑さ指数28以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超える作業を言いますが、例えば、建築現場等の解体、建築の作業はもとより、外で従事する多くの業務が該当してきます。
熱中症対策に違反した場合には、刑事罰が科される可能性があります。従業員に対する健康管理の徹底をお願いします。
《高齢者の皆様とそのご家族様》
単身でお住まいの方、特に高齢の方にあっては、ご近所やご家族等と連絡を取り合い、温度や湿度をエアコン等使用して快適に保ち、水分と塩分の補給をこまめに実施してください。
ご家族にあっては、「大丈夫だろう」と安心せず、高齢のご両親の様子をご家族の目で確認してください。
【問合せ先】武蔵野警察署
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