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【富山中央警察署・特殊詐欺情報】物品の虚偽注文をめぐる特殊詐欺の予兆電話 に注意!
6月下旬から7月上旬にかけて、富山市内の複数の飲食店で架空のコース料理の予約や高級ワインの仕入名目でお金を要求される事案があり、注意喚起を実施したところですが、7月下旬、金物店に対して、同様の手口と思われる予兆電話がありましたので、注意喚起をお願いします。

7月23日(水)、富山市内の金物店に、090から始まる携帯電話番号で、富山市内の実在する学校の教職員(名前は架空)を名乗り電話があり、「学校で使用するブロワー等の注文をしたい。注文書のPDFが必要となるので、LINEでやりとりしたい」と切り出され、通信アプリ「LINE」でやり取りを始めました。
この教職員を名乗る者は、初めは約10万円分の商品を注文していましたが、7月25日(金)になり、消火器38本の追加注文をしてきました。
その際、この教職員を名乗る者は、「堀内商店」という業者を指定しましたが、相談者がその業者をインターネットで調べたところ、該当がありませんでした。
このため、相談者が発注者とされる富山市内の学校に確認したところ、注文の相手方が名乗った人物は在籍しておらず、架空の注文と看破し、被害には至りませんでした。
この手口は、飲食店における架空の高級ワインの注文と同様、お金の振込を要求され、特殊詐欺に発展する恐れがあります。

◇業者の方へ
注文者は、実在する学校を名乗ってきます。このような電話があった際は、相手の電話番号を確認した上で、正規の電話番号に折り返しの電話をするなど対応をお願いします。
注文者とLINEや電話でやり取りし、仕入先の紹介や高額な仕入れ要求があった場合は、実在する会社か調べるとともに、お金の振込先名義が個人の場合や紹介された会社と一致しない場合は、詐欺等を疑い、警察に相談して下さい。

【お願い】
・富山県警察公式アプリ『とやまポリス』の運用を開始しましたので、皆さんの安全で安心な暮らしのサポートにご活用ください。アプリの詳細は、県警察ホームページでご覧ください。

・現在配信している「富山県警察安全情報ネット」は引き続き、ご利用いただけますので、未登録の方にはぜひ登録を勧めてください。

※ この事例は特異なものであるため、富山県内の全警察署に配信しています。

富山中央警察署

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