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防犯・交通安全情報(816号)
■ 犯罪発生状況
令和7年6月16日(月)から令和7年6月22日(日)までに川崎市内で、空き巣1件、車上ねらい6件、自転車盗59件発生しています。
(この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)

■ 空き巣が発生しています!
令和7年6月22日現在、市内では空き巣が24件(昨年比-5件)発生しています。
川崎区6件(昨年比±0件)、高津区2件(昨年比±0件)、多摩区2件(昨年比+1件)、麻生区7件(昨年比+4件)発生しています。
空き巣の主な侵入場所は、「窓」や「無施錠箇所」からです。
防犯のポイントは、「戸締りを徹底する」、「窓には補助錠や防犯フィルムを取り付け、泥棒の侵入しにくい窓にする」、また、「建物の周りに足場となるものを置かない」、「植木の剪定をこまめに行い、家の周りの見通しをよくする」など、日頃から防犯対策を立てましょう。
さらに、「外出する時は留守を悟られない工夫」をしましょう。例えば、「新聞や郵便物をためない」、「室内の電灯をどこか一箇所点け、家人が在室しているようにみせる」などが効果的です。

〇 住宅の無料防犯診断について
川崎市では、空き巣対策として専門の職員「安全・安心まちづくり対策員」がお宅を訪問し、無料の防犯相談や防犯診断を実施しています。防犯診断の申込みは電話やファックス等で受付けしています。
受付は、月曜から金曜(休日を除く)午前9時から午後5時までの間
電話 FAX

〇 出張防犯相談コーナーの開設について
市民の皆様に防犯診断制度をご案内するとともに防犯意識を高めていただくため、川崎市では、安全・安心まちづくり対策員による「出張防犯相談コーナー」を開設しています。
今後は、
令和7年7月3日(木) 午前10時~午後1時30分まで
麻生区役所2階ロビー
で開催します。
当日は空き巣や特殊詐欺などの防犯対策や住宅の無料防犯診断の受付、防犯用品や錠前の展示を行いますので、多摩区役所へお越しの際は、出張防犯相談コーナーに是非お立ち寄りください。

■ 還付金詐欺に御注意!
令和7年5月末現在、川崎市内のオレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の認知状況(暫定値)は、発生が116件(昨年比-8件)、被害総額が約3億1,970万円となっています。
還付金詐欺は、医療費や保険料の還付が受けられるなどと嘘の電話で、ATMを操作させて現金を詐取する手口です。
事例として、区役所職員を装った者から、「医療費の払い戻しの申請書類を送ったが、手続きが済んでいません。」などと電話があった後に、金融機関職員を名乗る者に「ATMにキャッシュカードを入れて。」などと言われ、指示どおりにATMを操作して現金をだまし取られるなどがあります。
還付金詐欺が急増しており、60歳代の被害が増えています。
犯人からの電話に出ないことが、被害防止への第一歩です!
〇 電話でお金の話が出たら、家族に相談する
〇 常に留守番電話機能を設定しておく
〇 迷惑電話防止機器を利用する
〇 公的機関の名を出されても信用しない
不審な電話等がありましたら、最寄りの警察署等に相談してください。

■ キャッシュカードすり替え型手口に御注意!
キャッシュカードを窃取する手口は、
「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている。」
「詐欺グループを捕まえたら、あなたの口座から現金が引き出されている。」
などと電話で申し向け、その後、銀行協会等の職員をかたって自宅に赴き、用意した封筒にキャッシュカードを入れさせ、
「封をして保管してください。」
「封印をするので印鑑が必要です。」
などと言って、被害者が印鑑を取りに行った隙に、あらかじめ用意していたポイントカード等とキャッシュカードをすり替えたり、封筒ごとすり替えるものです。
銀行協会等の職員が自宅に赴き、キャッシュカードの保管をお願いすることはありません。

犯人は、新型コロナウイルス、携帯電話の紛失、警察官を騙る、災害復興支援、年金情報流出などの様々な嘘を使い、また架空請求はがき、ショートメッセージサービス(SMS)などのツール(道具)を使ったりして市民を騙します。
犯人の言動に惑わされることなく、事実を確認し、単独で判断せず家族や警察に相談し、詐欺から身を守りましょう。

~防犯ポイント~
〇 電話で「お金、ATM、キャッシュカード、暗証番号」と言われたら詐欺です。家族や警察
に相談しましょう。
〇 「携帯電話の番号が変わった」(「しばらく電話が使えない」などと言ってくる場合もありま
す。)と言われたら、元の番号に電話して、必ず本人と確認を取りましょう。
~対策~
〇 「留守番電話機能」を常時設定し、不審な電話には直接出ない。
〇 「迷惑電話防止機器」の設置
(着信音が鳴る前に相手に「この電話は録音されます」と警告する機能有)
〇 「迷惑電話防止機能付き固定電話」の設置
(電話機に警告メッセージを流したり、迷惑電話をブロックする機能有)
〇 「電話会社の振り込め詐欺対策サービス」
(登録していない番号からかかってきた電話を家族に転送するサービス)

■ 国際電話番号による特殊詐欺が急増中!
+1や+44などから始まる番号、たとえば「+1312345678」や「+44698765432」のような表示の番号には出ない、かけ直さないよう、ご注意ください。
海外との電話が不要な方は、発信・着信を無償で休止できます。
〈お申込み・お問い合わせ先〉
国際電話不取扱受付センター
電話番号 (通話料無料)
取扱時間 オペレーター案内:平日午前9時から午後5時まで
自動音声案内:平日、土日祝24時間

■ SNS型 投資詐欺に御注意!
インターネット上に著名人の名前・写真を悪用した嘘の投資広告を出したり、「必ずもうかる投資方法を教えます」などとメッセージを送るなどして、SNSに誘導し、投資に関するメッセージのやりとりを重ねて被害者を信用させ、最終的に「投資金」や「手数料」などという名目で、ネットバンキングなどの手段により金銭等を振り込ませる詐欺が全国的に多発しています。
一度だまされると、詐欺と気付くまで、お金を何度も振り込んでしまい、1,000万円以上の高額被害になってしまうこともあります。
投資に「絶対」「確実」はありません。
被害者は男女関係なく、SNSを利用する20~80歳以上までの幅広い年代となっておりますが、特に50~60歳代の被害が半数を超えています。
インターネットを通じた投資については、お金を振り込む前に、以下のポイントをチェックし、1つでも当てはまったら、お金を振り込む前に、迷わず警察に相談をしてください。
・ 投資先が実在しているか・国の登録業者かどうか
・ 「必ずもうかる」「あなただけ」といった文言に注意
・ 投資を勧めている「著名人」がなりすましでないか
・ 投資に関係する「暗号資産」や「投資アプリ」等が実在するか
・ 振込先の口座に不審な点がないか
↓ 「SNS型投資詐欺」の手口や対策についてはこちら ↓
SNS型投資詐欺 | 最新の詐欺 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

■ SNS型 ロマンス詐欺に御注意!
SNSやマッチングアプリなどを通じて出会った者と、実際に直接会うことなくやりとりを続けることで恋愛感情や親近感を抱いてしまい、金銭等をだまし取られてしまう詐欺が全国的に多発しています。
結婚に伴う資金調達などを匂わせ、暗号資産の購入や架空の投資を勧め、お金を振り込ませようとしてきます。
初めは利益が出たように見せかけますが、実際は虚偽であり、出金しようとすると、さらに送金を求められ、繰り返し金銭等をだまし取られる場合がほとんどです。
被害者は、男性は50~60歳代、女性は40~50歳代が半数を超えています。
実際に会ったことがない人からお金の話が出たら以下のポイントをチェックし、1つでも当てはまったら、お金を振り込む前に、迷わず警察に相談をしてください。
・ 実際に会ったことがない人からお金の話をされたら要注意
・ 「投資」に誘導されたら要注意
↓ 「SNS型ロマンス詐欺」の手口や対策についてはこちら ↓
SNS型ロマンス詐欺 | 最新の詐欺 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

■ 自転車盗が発生しています!
令和7年6月22日現在、市内では自転車盗が1,030件(昨年比-160件)発生しています。
高津区142件(昨年比+11件)、麻生区39件(昨年比±0件)発生しています。
防犯のポイントは、「自転車・オートバイは、駐輪場など決められた場所に止める」、「ワイヤー錠やU字ロックなどで二重に鍵を掛ける」、「自転車は防犯登録をする」などです。防犯登録は、盗難に遭った場合、早期発見に役立ちます。(自転車を購入した販売店で登録できます。)

■ 車上ねらいに御注意!
令和7年6月22日現在、市内では車上ねらいが92件(昨年比+34件)発生しています。
川崎区52件(昨年比+34件)、幸区4件(昨年比+1件)、高津区5件(昨年比+3件)、宮前区8件(昨年比±0件)、 多摩区13件(昨年比+9件)発生しています。
防犯のポイントは、「車内は空っぽにするか、見えるところに物を置かない」、「窓閉め、ドアロックしたことを確認する」、そして、「駐車場には照明設備を備えたり、センサーライトを設置する」、「盗難防止装置や警報装置を装着する」など、心構えと設備の両面からしっかり対策を立てましょう。

■ 痴漢の被害に遭わないために!
夜間、「イヤホン」や「歩きスマホ」の女性が被害に遭っています。
防犯のポイントは、「スマホ等に集中しない」、「周囲に注意しながら歩く」、「後ろを振り返る」、「防犯ブザーを手に持つ」、「できる限り人通りの多い明るい道を選んで歩く」などです。

■ ひったくりに御注意!
令和7年6月22日現在、市内ではひったくりが1件(昨年比-3件)発生しています。
幸区1件(昨年比±0件)発生しています。
人通りの少ない道を歩くときには、周囲に注意し、「自分も狙われている」といった防犯意識を持って対策を立てましょう。
防犯のポイントは、「バッグは車道の反対側に持つ」、「リュック式やカバンの斜め掛け」、「歩きながらのスマホやイヤホンはやめる」、「自転車の前かごには防犯ネット」、「バイクなどが近づいてきたら振り返る」、「遠回りでも明るい人通りの多い道を選んで歩く」などです。

■ 交通事故発生状況
令和7年6月16日(月)から令和7年6月22日(日)までに川崎市内で、人身事故が69件発生し、72人の方が負傷されています。

〇 各区の発生件数
川崎区12件、幸区4件、中原区12件、高津区12件、宮前区10件、多摩区10件、麻生区9件でした。
(この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)

〇 交通死亡事故発生状況(令和7年6月23日現在)
本年に入り、神奈川県内で交通事故で亡くなられた方は63人で、川崎市内では12人の方が亡くなられています。

■ 夏の交通事故防止運動の実施について
7月11日(金)から20日(日)までの10日間、「夏の交通事故防止運動」が実施されます。
夏の行楽期を迎えるこの時期は、人流や交通量が増加することに加え、夏のレジャーなどに起因する過労運転、解放感による悪質運転などの増加が懸念されることから、市民一人ひとりが交通安全について考え、交通ルールの遵守と交通マナーの向上に取り組みましょう。

■ 夏休み中、子どもの交通事故に注意!
夏休み期間中は、子どもが外で友達と遊ぶ時間が長くなります。
その中で、道路や駐車場で遊んでしまう子どもがいるかもしれません。
道路で遊んでいると…後ろから車が来るかもしれません!
駐車場で遊んでいると…止まっている車が動き出すかもしれません!
道路や駐車場で遊ぶのは危険です。
保護者の皆さまは、子どもから目を離さないようにし、子どもが交通事故の被害に遭わないよう、日頃から繰り返し交通ルールを教えていただきますようお願いいたします。

■ 市内の交通事故発生状況について
川崎市内における人身交通事故の発生件数が増加傾向にあります。
中でも、自転車が関係する交通事故や高齢者が関係する交通事故が多くなっています。
また、自動車や貨物車との衝突により高齢者や二輪運転者が亡くなる交通死亡事故が多く発生しいます。
加害者にも被害者にもならないために、交通ルール・マナーを守り、確実な安全確認に努めましょう。

■ 自転車が関係する交通事故の発生状況について
川崎市内において自転車が関係する交通事故の割合が高くなっています。
自転車を利用する時は、通勤・通学時間帯、帰宅・下校時間帯、買い物の時間帯といった交通量の多い時間帯に注意しましょう。
また、交差点を通行する時は、道路標識等がある場所での一時停止や安全確認をしましょう。特に、見通しが悪い交差点では徐行して安全確認をしっかりと行い、交差する道路に飛び出さないことが大切です。
自転車は車両です。
守るべきルールを守り、安全運転を心がけ交通事故を防止しましょう。

■ 知っていますか?自転車安全利用五則!
自転車安全利用五則とは、自転車を利用するにあたって守るべきルールのうち、特に重要な次の5つのルールのことです。
1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って安全確認(出会い頭の事故が多発しています!)
3 夜間はライト点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用(大人も子どもも努力義務です!)

■ 自転車の交通違反に反則金「青切符」が適用されます(令和8年4月1日から)
警察庁は、自転車の違反行為を反則金の対象とする改正道路交通法施行令を来年4月1日に施行する方針を決めたとのことです。反則金は、警察官の警告に従わなかったり、危険を生じさせた際の交付を想定していて、16歳以上による113の違反行為が対象となり、スマホの「ながら運転」、信号無視や逆走、歩道を走る、指定場所で一時停止をしない等の運転に適用されるとのことです。
交通ルール・マナーを守り、安全運転に努めましょう。

■ 高齢者が関係する交通事故の発生状況について
高齢運転者による交通事故や、高齢者が被害者となる交通事故が発生しています。
高齢者が被害にあう交通事故の多くは、歩行中、特に道路の横断中に起きています。
交通ルールを守り、安全確認を行い、道路を横断しましょう。
また、「運転に自信が無くなった。」「ヒヤリとする機会が増えた。」と感じたら、鉄道やバス等の公共交通機関を利用したり、運転免許証の自主返納を検討しましょう。

■ 子どもを守るのは体格に合ったチャイルドシート!
運転者は、6歳未満の幼児を乗せて自動車を運転するときには、チャイルドシートを使用する義務があります。
チャイルドシートを使用しないと、使用した場合より、およそ4.7倍も致死率が高くなります。 (※)
チャイルドシートは、取扱い説明書をよく読み、正しく使用しましょう。
また、6歳以上の子どもであっても、体格等の事情により、シートベルトを正しく着用できない場合は、チャイルドシートを使用しましょう。
(※)致死率は、警察庁統計(令和2年~令和6年合計)

■ 特定小型原動機付自転車について
道路交通法の一部改正により、性能上の最高速度が自転車と同程度である等の一定の要件を満たす特定小型原動機付自転車であれば、公道を免許なしで通行可能となりました(16歳以上)。
車体の基準に細かい規定があるので、十分に確認し、交通ルール・マナーを守って正しく乗りましょう。
また、特定小型原動機付自転車を販売・貸出する事業者は、購入者等へ交通ルールの説明を行いましょう。
※ 乗車時は、安全のため乗車用ヘルメットをかぶりましょう!!(努力義務規定あり)

■ ながらスマホは危険です!
歩行中や運転中のスマホ操作や画面注視は、危険が迫っていることに気づかなかったり、とっさの判断が鈍り、自分ばかりか周囲の人を傷つけてしまうことさえあります。
「周りの人が気を付けているだろう」と危険回避を他人任せにしている自分がいれば、周りの人も自分同様に周囲に注意を向けていないかもしれません。
被害者にも加害者にもならないよう、「ながらスマホ」はやめましょう。

■ 交通ルールを守り、死亡事故抑止に御協力を!
令和6年中、市内では交通事故により10人の方が亡くなられています。
交差点での交通事故は、重大な事故に直結します。通過の際は安全確認を行いましょう。
横断歩道では歩行者が優先です。安全確認をし、横断歩行者を見かけたら必ず一時停止をしましょう。
通学・通勤時と下校・退勤時の交通事故が多発しています。車通りや人通りが多い時間帯には安全確認を徹底しましょう。

■ 令和6年1月1日から令和6年12月31日までの交通事故発生状況【確定値】
市内
発生件数2,817件(+64件) 死者数 10人(-12人) 負傷者3,124人(+20人)
県内
発生件数20,750件(-1,120件) 死者数109人(-6人) 負傷者数24,123人(-1,521人)
※( )内は令和5年比

令和7年6月30日から令和7年7月4日まで放送予定のラジオ番組「地域安全かわら版」について配信しますので、是非お聴きください。

【放送局】
かわさきFM(79.1MHz)
【放送時間】
毎週月曜日~金曜日、防犯情報=8時15分頃~、交通安全情報=17時10分頃~
【放送内容】
<防犯情報>
・令和7年6月16日から令和7年6月22日までの市内犯罪発生状況
・空き巣が発生しています!
・住宅の無料防犯診断について
・出張防犯相談コーナーの開設について
・還付金詐欺に御注意!
・キャッシュカードすり替え型手口に御注意!
・自転車盗が発生しています!
・国際電話による特殊詐欺が急増中!
・SNS型 投資詐欺にご注意!
・SNS型 ロマンス詐欺にご注意!
・自転車盗が発生しています!
・車上ねらいに御注意!
・痴漢の被害に遭わないために!
・ひったくりに御注意!
<交通安全情報>
・令和7年6月16日から令和7年6月22日までの市内交通事故発生状況
・夏休み中、子供の交通事故に注意!
・市内の交通事故発生状況について
・自転車が関係する交通事故の発生状況について
・知っていますか?自転車安全利用五則!
・自転車の交通違反に反則金「青切符」が適用されます(令和8年4月1日から)
・高齢者が関係する交通事故の発生状況について
・子どもを守るのは体格に合ったチャイルドシート!
・特定小型原動機付自転車について
・ながらスマホは危険です!
・交通ルールを守り、死亡事故抑止に御協力を!
・令和6年1月1日から令和6年12月31日までの交通事故発生状況【確定値】

【関連ホームページ】
○ かわさきFM
○ 防犯情報
○ 交通安全

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