【富山中央警察署・特殊詐欺情報】飲食店に対する新たな特殊詐欺の手口に注意 !
6月24日から25日にかけて、富山市内の複数の飲食店にコース料理の予約があり、高級ワインの仕入先を紹介され、お金を要求される事案がありました。
相手(予約者)は、飲食店を予約した際、店員にメニューをLINEで送るように依頼してきました。
飲食店が了承すると、相手は「自分達で用意する予定だったワインが手配できなかったので、そちらでワインを用意できますか」と高価な銘柄のワインを指定してきました。
飲食店は、取引先の酒販店に問い合わせましたが、取扱いはなく、その旨を相手(予約者)に伝えたところ、「私の知っている酒屋があり、そこを紹介するので、確認してください」と言われ、紹介された別のLINE IDの酒屋を名乗る者と高級ワインの売買に関するやり取りをしたところ、個人名義の銀行口座にお金を振り込むように要求されました。
また、相手(予約者)は予約時間になっても飲食店に現れませんでした。
この手口のポイントは、飲食店の予約、入手困難な高級ワインの注文、予約者から酒販店の紹介があることです。
◇飲食店関係者の方へ
予約者とLINEや電話でやり取りし、仕入先を紹介された際は、実在する会社か調べるとともに、お金の振込先名義が個人の場合や紹介された会社と一致しない場合は、詐欺等を疑い、警察に相談して下さい。
◇酒販店関係者の方へ
この事案のように、飲食店関係者から「〇〇という高級ワインの取扱いはないか。お客さんから用意するよう言われている」などと連絡があった際には、注意喚起をお願いします。
【お願い】
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※ この事例は特異なものであるため、富山県内の全警察署に配信しています。
富山中央警察署