【富山中央警察署・特殊詐欺情報】警察官等を名乗るオレオレ詐欺に注意!
本年4月8日、富山市内の高齢女性宅の固定電話に、東京中央署の警察官を名乗る者から電話があり、「富山出身の犯人を捕まえています。共犯者としてあなたの名前を出しているので、あなたを事件の容疑者として捜査しています」などと言われました。
その後、携帯電話でのやり取りに代わり、口座情報等を聞かれ、「あなたのお金が犯罪と関わりがないか調査する必要があります。1日200万円ずつATMからお金を引き出してください」と言われ、指示通りお金を引き出し、お金を紙袋に入れ、自宅付近に置いたところ、何者かがそれを持ち去りました。
特殊詐欺の電話は、最初は固定電話に国際電話からかかり、その後携帯電話やLINEなどのSNSに移行するケースが多くなっています。
また、この手口は、その後、「口座を調査する」、「資産を保護する」などと言われ、お金を要求されたりします。
警察官等から電話で「捜査対象となっている」などと言われた場合、相手の名前、所属部署等を確認したうえで、電話を一旦切り、家族や知人、警察に相談するようお願いします。
また、警察官等が「現金を調べる必要がある」などと言い、現金の引き出し、振込、郵送等をを求めてくるのは詐欺の手口です。
自宅の固定電話の国際電話の利用休止については、富山中央警察署、交番・駐在所までお問い合わせ下さい。また、自宅の固定電話を防犯機能付き電話機への変更やナンバーディスプレイ等の機能の追加も検討してください。
◇外国からの国際電話休止案内(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)
◇ニセ警察詐欺に注意(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)
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富山中央警察署